雪ん子の いちにち一輪
一日一輪 庭のお花が365花続くとは思わないけれど
何かに挑戦してみたいと思って・・・。    雪ん子
 
百花繚乱と咲く花も
ひっそりと野の道端に咲く一茎の草も
ともにその場に自分の全身全霊を込めて精一杯咲くのでしょう。
大自然のいとなみと季節の移り変わりは人間の力では計り知れないものがあります。

クロモジ..2006/04/04(火) 
待ちかねていたクロモジのお花が
咲き出しました。
目立たないお花だけれど
葉や茎をこすると柑橘系の良い香りがします。
クスノキ科・雌雄異株の落葉低木で早春の花と秋にレモンイエローの紅葉もきれい。
枝は高級和菓子の楊枝や茶懐石の添箸として
使用されます。

ユキヤナギ..2006/04/05(水) 
ユキヤナギが白いかわいい花をつけています。全体では大きく咲き乱れますが、小さい花をアップしてみると、また別世界です。

ヒメリュウキンカ..2006/04/06(木) 
リュウキンカを小さくした姿です。
草丈は5〜10センチ。3月〜4月に咲き
短い多肉性の根茎を持ちその根元から
茎葉を出しますが
花後6月には地上部は枯れてしまい休眠します。

ある日突然 丁字草の花の中に現れました。
植えた記憶がない 不思議なお花です。
何かの根に付着して いつかしらず
我が家の住花になりました(^-^)

キバナイカリソウ..2006/04/07(金) 
日本の花は北と南で 
生えているものが違います。
太平洋側と日本海側の違いも大きいと言います。
このキバナイカリソウは裏日本系のもので
東北の北部と北海道以外は日本海側に分布し
赤いイカリソウと住み分けているらしいです。

仕事で新潟によく出かける方から
5年前にいただき、少しづつ増えています。

壇香梅..2006/04/08(土) 
芳香のある黄色い花。
山を歩くと一際目立つ木に出会います。
葉のようでもあり、花のようでもあり・・・で
最近まで何の木なのかわかりませんでした。
思いがけずこの木に巡り会い心躍る気持ちでした。
枝を折ると爽やかな香りが漂います。
クロモジと同じような香りでした。
今この写真をアップしようとしましたら
その時の香りが蘇ってきました。
我が家の庭に来る日を待ちつつ・・・。

富貴草..2006/04/09(日) 
良い名前でしょう?
一年中 肉厚の葉が繁る様子を繁栄の意味に
とったのが 名の由来。
何か良いことがありそうな予感がします。
昆虫さんも集まって何かご相談です。
湿ったところに群生します。
庭の下草に最適と思います。
お花はちょっと変わっていますが
なかなかユニークなお花です。
運がよければ 花後に白い実が成るそうですが
まだお目にかかったことはありません。

紅花山査子..2006/04/10(月) 
江戸時代
薬用植物として、朝鮮から取り寄せたらしい。
果実は食中毒に効き、胃腸を整える働きがあるそうです。
花言葉
「唯一の恋」「望み」「希望」

地植えにすると大木になるらしいので
鉢植えにしてあります。
樹形が極めて美しいので 私好みです。

羅生門葛..2006/04/11(火) 
つる性の多年草。
ラショウモンカズラという奇抜な名前は、
花の姿を京都の羅生門で渡辺綱が切り落とした
鬼女の腕に見たてたことに由来します。
花冠の長さは4〜5cmあり、
シソ科の植物としては大きな花です。
開花しているととても目立つ花です。
開花している状況からは、ツル植物とは思えませんが、
花後に地上を這う走出茎を出して繁殖は旺盛です。

鶯神楽..2006/04/12(水) 
細い花柄の先に淡紅色の筒状の花が
垂れ下がるように咲きます。
花の蜜を吸う鶯の姿が
神楽を踊る様子に見えるので
この名前が付きました。
叉木の中に入ると保護色のようで
ウグイスガクレであるからとも言われて
いるようです。

五月頃、赤い実がなります。

山芍薬..2006/04/13(木) 
色は匂えど散りぬるを
  我が世たれぞ常ならん

気品に満ちた白い花。
存在するだけで満足度100パーセント。
長い時間鑑賞出来ないお花ですので
茶席では貴重な馳走のひとつです。

利休梅..2006/04/14(金) 
バラ科ヤナギザクラ属
花期3〜5月 花の直径3〜4センチ
花びら5枚 花色白。
春麗らかの頃 純白で汚れのない
利休梅は色花の多いこの頃一名花であります。
明治末期に中国から渡来しました。
利休忌の頃咲くことから
利休梅と呼ばれているようですが
確かなことはわかりません。
今我が家には2メートル位の木になって
白いお花が咲き出しました。

二輪草..2006/04/15(土) 
私の家に来てからもう20年になるでしようか。
苔むした岩の前に植え込みました。
不思議にも今年のお花は二輪目の花芽がありません。
一輪草への想いが通じたのでしようか、
一輪草になってしまいました(* ̄□ ̄*;

源平イカリソウ..2006/04/16(日) 
メギ科イカリソウ属
名前のとおり花の形が錨に似ています。
個体変異が多いですが今日のは
「源平イカリソウ」です。
自生の錨草は数年前までは
登山道で時々見かけましたが
最近は保護されている意外は
あまり見かけなくなりました。

八重咲錨草..2006/04/17(月) 
今日も錨草でございます。
が、お許しくださいませ。
八重咲きですので清楚というより妖艶かしら?
うららかな日差しがあふれ、
何もかも萌え出る春で〜すヽ(*⌒∇^)ノヤッホーイ♪
素敵な一日になりますよう∩(^∇^)∩

華鬘草..2006/04/18(火) 
ケシ科コマクサ属
ピンク色のハート型をしたかわいい花。
お花の形が仏様の華鬘ににているから。
別名タイツリソウ〔鯛釣草〕の方が
馴染みが深いと思います。
ちなみに華鬘とは仏教用語で「華」は花、
「鬘」は首飾りであり、
華鬘で花の首飾りを意味する装身具のことです。

華鬘草..2006/04/19(水) 
今日は白花華鬘草です。
五錦の吹き流しと
お父さん鯉とおかあさん鯉と赤ちゃん鯉とが
五月の空に舞い上がる頃が
このお花の出番です。

花筏..2006/04/20(木) 
ミズキ科ハナイカダ属
他のどんな植物とも際立って違うところは、
その名前のとおり花が葉の中央にくっついて咲き、
そこに実をつけることです。
葉身を筏に見立て、
筏に花を乗せた植物ということでこんな名前がつけられました。

雌雄異種でこの花は雄花です。
雌花は葉の上に1個だけ花をつけて
後に実となります。

二色咲き風鈴オダマキ..2006/04/21(金) 
咲きました。
風鈴オダマキと深山オダマキの交配種。
風鈴のように、花が風で揺れる様子は、
優美の一言につきます。

小判草..2006/04/22(土) 
イネ科コバンソウ属
掘らぬとも 大判小判がザークザク(^-^)
穂の形から小判草という名が付いたようです。
秋になると黄金色になって綺麗です。
ドライフラワーにしても楽しめます。

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