雪ん子の いちにち一輪
一日一輪 庭のお花が365花続くとは思わないけれど
何かに挑戦してみたいと思って・・・。    雪ん子
ジンジャーの花..2006/09/12(火) 
8月。
少し元気になったり
少し落ち込んだり
そんな事のくり返し

9月。
夏と秋の高気圧が日本の上空で
喧嘩をしているのかしら?
秋雨前線のご来訪。

大型の花にはご縁がなくて
敬遠していたのですが
真っ白で、繊細で優雅。
花は澄んだ感じのすばらしい香りがする。
ジンジャーはショウガという意味です。
色々な効能があって
今の私の心を癒してくれています。
この香りお届けできないのが残念ですね。
正確には、ジンジャー・リリーの花。
和名は、花縮沙(はなしゅくしゃ)と言うそうです。

コウシュンカズラ)(恒春蔓)..2006/09/13(水) 
「恒春蔓」
キントラノオ科
暖かい地方に咲くお花だそうですが
東京でも最近の暖冬のお陰で
暖かい室内で育てる事が可能だそうです。

キッコウハグマ..2006/09/14(木) 
秋草はほんの小さな草でも季節が宿り
一輪でも、たくさんでも静かな趣です。
「亀甲白熊」
キク科  モミジハグマ属
山地のやや乾いた木陰に生える小さな多年草。
亀甲は葉の形から
白熊は北極の白熊でなく
チベットにいる牛、ヤクの尻尾の毛(=はぐま)。
花がそれに似ているので 
キッコウ・ハグマと呼ばれていると言います。
小さいお花なので キラリと光る鮮明さに欠けますが
沢山撮った中の一枚です。

ワレモコウ..2006/09/15(金) 
枝はとても細く、その先についた花穂は
まるで坊主頭のようで
ちょっとからかってみたくなる(^-^)
名前をたずねましたら「吾亦紅」と・・・

私も、紅色なんですよぉ。
これでも紅いんですよぉ。
そんなふうに懸命に、
そしてけなげに訴えているのでしょう。
暗赤色の花穂が風に揺れて咲く姿は
しみじみと日本の秋を語るにふさわしい
姿なのだと・・・

モミジハグマ..2006/09/16(土) 
代わり映えしませんが 
ハグマの仲間「紅葉白熊」です。
とうぜんですが、葉が紅葉のような形での命名です。
花がカールしているところがお気にいり。
開花寸前のお花です。

ツリフネソウ..2006/09/17(日) 
湿り気のある茂みの中に
小さな花が群れ咲きます。
目立たないお花ですが
キツリフネ や ゲンペイツリフネソウより
大きくて楽しい形のお花です。
このお花が咲くと 
過ぎ行く夏への想いを強くするのです。

ツルニンジン..2006/09/18(月) 
キキョウ科ツルニンジン属。
やはり木漏れ日程度の陽を受けて
木や草に絡み付きながら咲いています。
花が咲かないと殆ど目立たないお花です。
別名ジイソブ(爺さまのそばかすの意味)
勿論バアソブもありますが
私には区別がつきません。

ヤナギタデ..2006/09/19(火) 
タデ属の種類は
日本に50種ほど自生していると言われます。
花弁はなく4・5片に切れ込んだ萼から成る
小花が集まって花穂をつくる一年草。
穂が描く曲線に野趣があふれる。
「タデ食う虫も好きずき」
の語源となったのがこのヤナギタデで、
水辺や湿地を好んで自生します。
葉は昔から魚料理などの香辛料
薬味として用いられ、主にこの種が食用として
栽培されているということです。

オオケタデ..2006/09/20(水) 
茎や葉などに毛が多いことから名付けられた
オオケタデは、大型で背丈を超えて
咲きます。花穂が長く垂れ下がる姿が好まれ
江戸時代から観賞用として植えられたものが
後に野生化しているようです。
庭にも植えるお家が多く
群れ咲く紅い穂は、風に吹かれながら
郷愁の秋へといざないます。

サクラタデ 
花の色が淡ピンクで桜の花ににていることから
サクラタデと言います。
タデノ仲間の花は小さいものが多いのですが
サクラタデは大き目の花です。直径は4〜5oあります。
日本のタデの仲間では花が大きく一番美しいでしよう。

サザンクロス ..2006/09/21(木) 
いよいよ星が美しく輝く季節です。
濃いピンク色をしたこの花を見ていましたら
久しぶりに夜空を見上げてみたくなりました。
昔、習ったことのある星座の名前も
思い出すかもしれません。
サザンクロスの花言葉のように
「願いをかなえて」と祈りながら、
星を見るのも、ちょとロマンチックです。
マチュピチュの帰りの列車の中から
南十字星を見た。
遠い昔のような気がします。

白花イワシャジン..2006/09/22(金) 
キキョウ科ツリガネニンジン属
山地の湿った岩地で垂れ下がるようにして
生えているため
イワシャジンという和名がつきました。
白花は稀に見られる程度だそうですので
このお花は園芸種だと思います。
それでもとても育てるのが難しくて
蕾が少しずつ膨らんでくると嬉しいより感動
してしまいます。
今 我が家では 大活躍のシャジン様です。

白花ツユクサ 
それは突然の出会いです。
自然に成るがままにしてある傾斜した土手の中に
ブルーのお花に混じって咲いていました。
ツユクサ全体はこの季節が一番美しく
なぜかツユクサには水滴が付いている
ことが多いのです。

イワシャジン..2006/09/23(土) 
キキョウ科ツリガネニンジン属
繊細な雰囲気漂う日本特産の秋の花です。
岩場に自生するイワシャジンを見る事のできる人は
限られてしまいますね。
イワシャジンにも色々種類があるようです。
盛夏には寒冷紗1枚くらいの覆下か
風の通る涼しい所に置き
冬には鉢を凍らせないようにしなければならないので
最近の私には重荷になってきたお花でもあります。
植え替えもそろそろしなければなりませんし・・・

カシワバハグマ  
「カシワバハグマ」はハグマの仲間では
大型のお花です。
咲く時季も遅くて今日見に行きましたら
咲いていました。
ハグマの意味は白熊と書きますが
中国やチベットで飼われている牛に似たヤクの尾の毛のことです。
白くて艶のある毛は僧侶の使う払子に使ったり
旗や兜の飾りに赤く染めたものを使ったりします。
ハグマと呼ばれる植物は
その果実の冠毛をヤクの毛に見立てたもののようです。

ヒガンバナ ..2006/09/24(日) 
遠くからでも良く目立つ真っ赤な花
仲秋を代表する花でしょう。
近くに鮮やかに100万本の彼岸花が咲き競う
日本一の規模の彼岸花群生地として
知られる巾着田があるのですが
今年は見に行けません。
毎年 場所を変えて咲く私の彼岸花です。

ケツユクサ 
ツユクサの苞にも葉裏にも毛はないと思っていましたが
今日 偶然手にしたツユクサの苞に長い毛があるものを
みつけました。ケツユクサというのだそうです。
その上 ツユクサの総苞の中には2本の花序の柄があり
2輪の花が上下に並んで咲いています。
花色も微妙に空色で 花びらの形もスマートなのですねぇ。
不思議な巡り会いでした。 

ハツユキソウ..2006/09/25(月) 
大雪山の旭岳は初冠雪との便りです。
「初雪草」
トウダイグサ科1年草
北アメリカ原産の草です。
名のように白い初雪のようで、涼しげです。
花びらのように見える白い部分は
実際には苞葉で、
本当の花はその中心の小さいものです。
雪が降ったようで
夏の庭にはごちそうです。

サワギキョウ..2006/09/26(火) 
「沢桔梗」
日本原産のサワギキョウです。
園芸種に赤色もありますが
日本の秋には こちらが似合います。

..2006/09/27(水) 
アオイ科 フヨウ属
何を恥じらうのか酔芙蓉
その胸の内を聞かせて欲しいわ〜〜
4時頃になると 頬を染めて
少しずつうなだれてきます。
一日の内でこの花色が一番好きです。

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