雪ん子の いちにち一輪
一日一輪 庭のお花が365花続くとは思わないけれど
何かに挑戦してみたいと思って・・・。    雪ん子
ハナネコノメソウ..2007/03/27(火) 
「花猫の目草」
ユキノシタ科 ネコノメソウ属
たくさんの仲間がいるようですよ。
やや暗い渓流の苔の生えた岩の上などに生える多年草。
小さな丸い葉が岩いっぱいに張り付いています。
葉の間から4センチ程の茎を立てその先に白い花をつけます。開花したときの雄蕊の鮮やかな色は魅力的です。

ヨゴレネコノメソウ 
可哀相な名前は、
花が枯れ草のような姿形なので付いたのでしょう。
コチャルメルソウやハナネコノソウと同じ場所にあります。
汚染されない環境がこのお花たちの命を繋いでいるのだと思います。

ゴヨウアケビ..2007/03/28(水) 
「五葉通草」
小葉が 5 枚です。花の色は淡紫色が多いのですが
これはクリーム色で珍しいようです。

タマノウラツバキ..2007/03/29(木) 
「玉之浦椿」
赤に白い縁取りの覆輪が美しい椿です。
長崎県五島列島の玉之浦町で発見された
やぶ椿の突然変異種だそうです。
「幻の花」と呼ばれるて
世界の第一級の名花といわれるこの椿との出会いが
私の心を捉えたのはもう10年も前ですが
なかなか土地に馴染めず 植えては枯れの連続でした。
覆輪の白も出ないものもあり で なかなか思うようには参りません。

ヒトリシズカ..2007/03/30(金) 
「一人静」
穂は花の集まりで
花びらはなく、雄しべと雌しべだけの花。
4枚の葉を突き抜けて、
白いブラシ状のとても変わった花を
1本咲かせます。
名前は、源義経が好んだ「静御前 が
一人で舞っている姿に見立てたことからといわれます。
花が咲き出した頃の恥かしげに葉に隠されたような姿が
とても好き。

オキナグサ..2007/03/31(土) 
「翁草」
山野草として人気の高い植物ですが
とても素人には育てにくい難しいお花です。
我が家の近くのお家の畑に
一面に紫のお花を咲かせている方がいらして
何回が戴いて来てうえたのですが
全く根付くことはありませんでした。
いつも羨望の目で眺めております。

これは園芸品種として改良された
西洋オキナグサでしょう。
オキナグサという名前は花の後にできた実に
真っ白い毛が生えており、
その様子が老人の白髪のように見えることから
名付けられたのでしょう。

オキナグサ 
紫色も華麗です。

バイモ..2007/04/01(日) 
「貝母」
別名 編み笠百合

まっすぐに伸びた茎や花葉は薄緑色で
細い葉の先端が巻いている耐寒性球根植物です。
先ず咲く満作と同じ時期に
霜除けのために敷いてある枯れ葉の中から
庭の貝母がちょこっと芽を出します。
この貝母の芽だしを目標に枯れ葉の取り除きをして
他のお花が太陽の恩恵を受けられるように
手助けをします。
そして一ヶ月後の貝母です。
どれだか判らないでしょうか(^-^)

バイモ 
バイモという名前は
球根が二枚貝に似ていることから付けられ
別名の編み笠百合という名前は花びらの内側が
網目模様になっていることから付けられました。

ゴシキヤエチリツバキ..2007/04/02(月) 
「五色八重散椿」

椿は早いもので中秋から咲き始め
さまざまな種類が翌春まで咲き続け
千変万化の花姿は古来から人々の心を捉えて放しません。
特に私にとってもその存在は格別なものです。

白地に白の縦絞りが基本色で
一本の木から白・紅・桃地の白覆輪などと咲き分け
花びらがひとひらずつ散るのが特色です。
春四月になると 百花繚乱季節の花々が咲き誇るため
遅咲きは関心が薄れつつあるのは残念ですね。
3月の終わり頃からゆっくりと開き
椿の花期の終わりを告げます。

私は今まで早咲きばかりを重要視していましたが
たおやかな花の色に見せられて今年手に入れました。
独特のひとひらずつ散る花びらを鑑賞できるのは
いつになりますやら(_ _;)

黄花カタクリ..2007/04/03(火) 
去年の今日。
天気は晴れ、最高気温16℃ 最低気温11℃。
新年度が始まり
新しい生活が始る人 
ちょっとだけ生活が変化する人
いつもどおりの人・・・
私も肩の力を抜いて適度に頑張ろう〜っと
こんな気持ちにさせてくれる
スッキリとした青空だったような・・・。

hanaさん
4月4日から気まぐれに思いつきで始めた
いちにち一輪が今日で一年になります。
照る日曇る日 時には雨 嵐の日も
体調のすぐれない日もありましたでしょうに
一年間私を支えてくださってほんとうにありがとう
ございました。
hanaさんがいらっしゃらなかったら
途中で挫折していたかもしれません。
時々不思議な質問は私に対する思いやりで
何度助けられたことか。
楽しくて優しくてちょっとコケティシュなhanaさんへ
「黄花カタクリ」を贈ります。
北米西部地域に自生する多年草で
日本国には自生しない植物ですが
黄色のお好きなhanaさんには良いかな〜
慎ましやかな朝の姿です。

シラネアオイ 
人を愛し、人に愛される明朗闊達な
minoさんへ

私のアップする写真は中途半端なのに
いつも嬉しいコメントをくださり嬉しく思うことでした。
今までは 決まりの日に決まりの花を生け
時に行う行事では
季節の花を数少なく生けるという
代わり映えのしないことが多かったように思います。
そんな私に物事にはやはり 何か秘めているところがあって
いろいろな見方をすることで
初めて大きな魅力が生まれるのではないかということを
教えていただきました。
一年間 じっくりと花と向き合い
ある時は花図鑑でその花のいろいろを
調べて見るうち
もの言わぬ花が長い歴史や深い人の心を
伝えてくれていると思うようになりました。

花は私に味方してくれました。
蕾が見えているのに中々開花を渋っていた「白根葵」。
今日に合わせて嬉しい朝です。
ピンクではないけれど 私も大好きな花です。

十二単衣 
植え替えの時に充分な肥料を貰ったのでしょうね。
ピンクのお花が 今盛りです。

いちにち一輪の最後の花とさせていただきます。
一年間 お付き合いいただきありがとうございました。

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