雪ん子の いちにち一輪
一日一輪 庭のお花が365花続くとは思わないけれど
何かに挑戦してみたいと思って・・・。 雪ん子
ボクハン..2007/03/09(金)
「卜半」濃い紅色の一重小輪。
江戸時代から人気品種で別名「月光椿」とも呼ばれます。
タッタソウ..2007/03/10(土)
「竜田草」
草丈9〜20cm の淡紫色の
目の覚めるような美しい花ですが
とても難しい花でなかなか咲いてくれません。
和名の由来は、日露戦争の
とき軍艦「竜田」の乗組員が1904年に黄河流域で採集し持ち帰ったと・・・・もう100年も前のことですね。
タンチョウソウ..2007/03/11(日)
「丹頂草」
別名 葉がヤツデに似ているので「岩八手」
とも言われます。
小さな星のような白い小花が群れて咲きます。
ショカッサイ..2007/03/12(月)
「諸葛菜」
最近では観賞用よりも野生化しているものが多い。
中国から日本に持ち込まれたのは江戸時代だそうですが
野生化して広がったのは昭和になってからだと言われています。
この時期に
冬枯れの土手に紫の花を見つけると
とても新鮮に感じられて 春遠からじを
実感します。
別名 ムラサキハナナ(紫花菜)
レンギョウ..2007/03/13(火)
「連翹」モクセイ科の植物。
黄色い花を枝いっぱいに咲かせ
春の訪れを告げるレンギョウ。
花言葉は「希望」
戻り冬の冷たさに少し痛んでしまいましたが
今日はどうしてもこのお花で。
ツノハシバミ..2007/03/14(水)
「角榛」カバノキ科ハシバミ属
周囲の木々がまだ眠りから覚めない早春に
褐色の尾状の花穂を垂れ下げる角榛は
私にとってはかけがえのない花材の一つです。
ハシバミは 寒さに耐えながら 葉が萎びながらも
木にしがみつき、最後までエネルギーを
使い果たして実をつけ
来るべき春へと思いを託すのです。
風が吹き 雪が舞い 冷え凍る寒さの中で
じっと我慢の雄花です。
ツノハシバミ
雌花の開花。
雌花はとても小さくて赤紅色をしています。
雄花が急に長くなって間もなく開花です。
風媒花なので雌花は飛んでくる
花粉を受けるだけと思うのに
どうしてこんなに鮮やかなのか不思議です。
秋には角のような果実をつけるというのですが
我が家の榛は果実を実らせるほど成熟してなくて
まだ見たことはないのですが
今秋を楽しみにしています。
近縁のセイヨウハシバミは
おつまみや洋菓子に使われるヘーゼルナッツなのだそうです。
知らなかったですぅ。
オカメザクラ..2007/03/15(木)
寒緋桜と豆桜の交配種。
イギリスで育成され
日本の美女になぞらえて命名されました。
花は下向きに咲き、径約1.5cmぐらいです。
一重咲きでやや濃いピンク色。
お花の可愛らしさとユーモラスな名前に引かれて
4年前 30センチぐらいの苗木を買って
庭にうえました。去年初めて5つ咲きました。
桜の移植は難しいということでしたが
裏山に移植したところ 枯れることもなく
今年もお花が咲きました。
生命力に感謝 オカメザクラさん ありがとうm(_ _)m
ナギイカダ ..2007/03/16(金)
「梛筏」 ユリ科 ナギイカダ属
地中海沿岸原産で雌雄異株の常緑低木です。
小さな花が葉の上に一つずつ つくのを、筏に人が乗っているように見立てたといわれます。
でも 葉ではなく茎なのだそうですょ。
庭などの入り口に植えて
動物の侵入を防いだり、泥◯除けにしたらいいかも。
キブシ..2007/03/17(土)
「木五倍子」
今年も雑木林や山地の道端などに
キブシの花が咲き始めました。
まだ葉が展開する前の枝に
小さなクリーム色の花をつけた10センチほどの
花穂が列をつくって垂れ下がります。
決して派手ではありませんが
簪のような可憐さから
私もよく利用するお花でもあります。
イワウチワ・・minoさんへ..2007/03/18(日)
「岩団扇」
3月18日の誕生花。
花言葉 春の使者。
丸い葉の形が「うちわ」に似ているところからの命名。
山の花らしく、可憐で清楚な雰囲気です。
以前は私の良く登る山の北斜面に
たくさん咲いていたのですが
もうその場所には殆ど見られなくなりました。
山の花も少しずつ姿を消して行きさびしい限りです。
アブラチャン..2007/03/19(月)
「油瀝青」
実からとれる「油」が名前の由来
3〜4月頃葉に先立って多数の黄緑色の小花をつけますが
昨日見たときはまだ花は数個でした。
当分楽しめそうです。
トサミズキ..2007/03/20(火)
「土佐水木」
名前のとおり原産地は高知県のようです。
比較的早い開花は 私にとっては有り難いお花なのです。
庭の真ん中に堂々と聳えています。
剪定で小さくもできるのですが
枝振りの良さに魅力を感じて
そのまま伸びてもらっています。
秋の黄葉も特別で優等生で花丸の花木です。
キケマン..2007/03/21(水)
「黄華鬘」ケシ科 キケマン属
黄色い花なので、キケマン。
今日は春分の日。
他のケマンソウに先だって
お彼岸近くなると目立ち始めるお花です。
華鬘は、仏堂の飾りにかける団扇のような
形の仏具のことです。
もとは生花を糸でつづり首などにかけた花輪のことをいいました。
その花輪にこの花が似ています。
私も今日は亡き妹の墓前に参ります。
ザルジアンスキア..2007/03/22(木)
英名をムーンライトフラグランスと言います。
ごらんのように花弁の裏はワインレッド。
夕方から花びらを開きよい香りを放ちます。
花の直径は約2cmで可愛らしいです。
コブシ..2007/03/23(金)
「辛夷」
こぶし咲くあの丘 北国の
ああ 北国の春
この花が咲くと口ずさんでしまいまいねぇ。
春早く北陸道を走るとコブシの花に出会います。
本当に北国の花だと思ったことがあります。
キンギョバツバキ..2007/03/24(土)
「錦魚葉椿」
花は平凡な一重咲き。
金魚の尾ひれに似た葉は
突然変異による帯化現象で
江戸の中期ごろから葉替わりとして
人気があったそうです。
我が家のは白色ですが
現在10種類ほど発表されているそうです。
花期3月〜4月。
遅咲きの椿です。
キンギョバツバキ
変わった葉の様子です。
フサザクラ..2007/03/25(日)
「房桜」フサザクラ科フサザクラ属。
世界に一属三種、
日本には一属一種の変わり種。
比較的湿り気のある沢沿いに多い。
桜と名付けられていますが仲間ではないです。
葉に先だって暗紅色の花が咲きますが
花には花弁も萼もなく
多数の雄しべが垂れ下がって咲くので
フサザクラの名前が付きました。
黄色い花の多い早春の沢沿いに
暗紅色の花はひと味ちがった風情を醸し出して
楽しみに待っている花木のひとつです。
コチャルメルソウ ..2007/03/26(月)
「小哨吶草」
チャルメルソウの仲間は
林の下の位ところに生え
お花が地味なために
一般には馴染みの薄い草です。
花は5ミリぐらいの小さなものですが
他に類のない面白い形をしています。
コチャルメルソウは小型で丈は約15センチ。
名前は、裂開した果実の形が
楽器のチャルメラ(屋台のラーメン屋さんが
客寄せに吹く楽器)に似ていることから。
「チャルメラ」・・・チャララーララ ♪
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