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近くに公園があって 池の周囲に1000株のフジバカマが植栽されています。 9月中旬〜10月下旬まで花と香りを楽しむことができ ると聞いていたのですが、先日行ってみましたが もうすでに花の盛りは終わっていました。 説明によると 花の色は藤色で、花弁の形が袴のような筒状になっていることが名前の由来です。 中国では「香草」とも呼ばれ、葉が生のときは香気も薄いのですが、茎葉を束ねて室内に掛けておくと、日を経て乾枯するにしたがい芳香が強くなります。 昔、武士が戦場に行くとき、身だしなみとして兜に藤袴の香をたきこめたといわれています。 昭和30年代までは全国に自生していましたが 河川の護岸工事などで減少し、現在では絶滅危惧種となっています。 この公園に植栽されているフジバカマは、東日本高速道路株式会社(旧 日本道路公団)が、環境調査の際に多摩川の河原で見つけた株を繁殖させ、保護育成したものである。と紹介されていました。 私の写真は,茎に赤みが差しているので 本当のフジバカマではなくて, 何かとの雑種・園芸品種だと思います。 |
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